毎週発表される「新規失業保険申請件数」とは?

新規失業保険申請件数のイメージ

毎週発表される比較的重要度の高い指標のひとつが「新規失業保険申請件数」です。この指標は、その名の通り失業保険を申請した件数を示したものです。

失業保険の申請件数が多ければ離職した人数が多いと解釈することができ、逆に、失業保険の申請件数が少なければ離職した人数が少ないと解釈できます。失業者数は失業率に影響しアメリカの金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)の行方に影響することから比較的注目度の高い指標です。

毎週発表されるこの指標は速達性が高いというメリットの反面、週ごとのブレ幅が大きいというデメリットもありますから、過去からの移動平均で分析するのが良いと言われています。このほか、失業保険に加入していない労働者がいる点や、定年など一定の割合で失業者が出てくる点を考慮しておかなければいけません。

「申請件数を○○万件を下回れば…」などと予想されますがこの件数は景気に左右されます。リーマンショック時は40万件がポイントとなっていましたが、現在は景気回復(申請件数の低下)も進み30万件台で推移しています。

雇用統計発表に向けて投資家心理に影響を与える側面がありますから、予想より申請件数が少なければ失業率改善への期待からドル買い(円安)予想より申請件数が多ければ失業率悪化への懸念からのドル売り(円高)という心理に傾きやすい傾向があります。

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