台風や地震などの自然災害が相場に与える影響とは?

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地球上で生活している以上、自然災害とは無縁ではいられません。台風・地震など予期せぬ災害に見舞われることがあるのですが、そんな時、FXではどのようなことが起きるのでしょう?

今回は自然災害が起きたときのFXの動きについて解説していきます。

※冒頭の画像はセルビア共和国で2014年に発生した豪雨被害の様子です(大使館HPより引用)。同国への支援募金は大使館HPをご覧ください。

まず、「台風が上陸した」「地震が発生した」このようなニュースが報道された時、レートが大きく変動する可能性は低いと言えます。ひとつには自然災害はどこの国でも想定されることなので「備えから甚大な被害に及ばないだろう」という考えが挙げられます。

しかし、自然災害が発生した時の被害状況によってはレートが変動することがあります。例えば、日本で小規模な地震があってもレートは変動しないでしょう。しかし、東日本大震災や阪神淡路大震災規模の災害が発生すると様々な思惑からレートが変動します。

その思惑とは…

○震災によって政治経済の機能がマヒするので円を売る。
○震災によって外貨を買う日本人が減る。
○保険金を支払わなくてはならないので保険会社が外貨を売って円に戻す。
○被災した国内企業が再建のため外貨を売って円に戻す。

など、様々なことが思惑から機関投資家を中心に売買が繰り広げられるため、レートが大きく変動することがあります。実際、東日本大震災・阪神淡路大震災発生直後は日本経済の不安から円売りを予想した投資家が多かったのですが、結果は逆にこれまでの円高が一段と加速することとなりました。

この円高が加速した背景には先程の思惑に加え、リビアの内戦やスペイン・ポルトガル・エジプトなどの国債格付けが引き下げられるなどの世界情勢が加わったとも言われていますが、その答えは経済評論家でも意見がわかれるところです。

このことから「自然災害が起きたからと言って円安(円高)になる」と断言はできないのです。災害は投資をする上での思惑の材料の一つになるだけであって、災害も含めた世界情勢に左右されるというのが答えになりますから、災害が発生した時ほど冷静に相場を見極める必要があるというわけです。

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