祝日 FXの値動きはどうなるの?

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今回は祝日(休日)の特性について解説していきましょう。

その前に一週間の動きを復習しておきます。基本的に為替市場は月曜日早朝(日本時間)のウェリントン市場を皮切りに各国の市場をリレーしていき、土曜日早朝のニューヨーク市場閉場にあわせて終了します。この間、絶え間なく市場が開いていますから24時間取引できるわけです。

しかし、各国には”祝日”があるため、時折予想外の動きを見せることがあります。祝日の動きに精通した投資家なら驚くことはないのですが、祝日の特性を知らない初心者となると、この動きに翻弄されることもあるので祝日の動きを押さえておきましょう。

まず、祝日が市場に影響するのはその国だけです。つまり、アメリカが祝日でも日本が平日であれば東京市場は開いていますのでその時間は取引することが可能です。

そして、初心者がおさえておきたい祝日はズバリ「アメリカの祝日」です。

日にち 名称 英字
 1月1日 元旦  New Year’s Day
 1月第3月曜日 キング牧師誕生日  Martin Luther King Jr.’s Birthday
 2月第3月曜日 大統領の日  President’s Day
4月18日 聖金曜日 Good Friday 
 5月最終月曜日 戦没将兵追悼記念日  Memorial Day
 7月4日 独立記念日  Independence Day 
 9月第1月曜日 労働者の日  Labor Day
10月第2月曜日* 新大陸発見の日* Columbus Day*
11月11日* 復員軍人の日* Veterans Day*
 11月第4木曜日 感謝祭  Thanksgiving Day
12月25日 クリスマス  Christmas

*…半休場扱いなど特殊な例。

アメリカは世界経済の中心地ですからアメリカが発表する経済指標、ダウ、要人発言で大きく相場が動くのはご存知かと思います。それほど世界経済への影響力が強いアメリカの祝日は「完全な休日モード」になることが特筆として挙げられます。

日本の企業では休日と言えども出勤しなければいけない場合があるなど、諸外国に比べ「休日=完全オフ」という習慣から程遠い国と言われています。しかし、アメリカでは公私しっかり区別する習慣があるため休日は完全にオフになります。

つまり、祝日に投資に参加する人がいないというわけですね。

さらに、経済指標の発表も祝日はありませんから相場は平たんな動きを見せます。市場の参加者が少ないだけに祝日は無理に参加する必要はないわけです。

しかし、例外もあります。

それは紛争など予期できない出来事が起きたときです。例えば「○○○で飛行機が撃墜された!」「△△△軍が首都を占領した」というニュースが飛び込んでくると平日より大きな動きを見せることがあります。

その理由は投資家が少ないことがそのまま影響しています。

祝日は市場に参加している投資家が少ない分、逆に大口の注文が入ればレートが大きく動く側面も持ち合わせています。結果、その大きな動きに引き寄せられるかたちで相場が過熱していくことも稀にあります。

そんな祝日の前日はポジション整理の動きが表れやすい傾向がありますから、前日は押し目買いの好機とも考えることが可能です。

例えば、ドル円が120円で推移していた場合、前日はポジション調整から119円と円高に振れることがあります。ここを狙って押し目買いをすることも可能です。しかし、逆に121円と円安に振れるのであれば投資家の「ドル買い」の心理が強いわけですので、中長期ビジョンで円安が進むのではないかと予想することもできます。

このように祝日前日の動きで先を予想することもでき、プロのトレーダーは先を読んでエントリーしているわけです。さらにこれが億単位を扱うディーラーともなればエントリーの考え方がガラリと変わり(詳しくはこちら)ます。

なお、休場情報については取引をしているFX業者のHPで必ず確認してください。

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アメリカが祝日だとFX市場はどう動くの?

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